• 10月 27, 2024

赤ちゃんから頼ってもらえるような小児科でいたいです。

奈良県大和郡山市に小児科開業予定「まつい赤ちゃんキッズクリニック」院長の松井潤です。

今回は当院を「まつい赤ちゃんキッズクリニック」という名前になぜしたかという話しです。

最初のブログに書いたように、私自身は風邪にかかり発熱することが多かったので頻繁に小児科のお世話になっていました。小児科医療に関わることは自分の憧れでした。小児科医になったからには子どもや家族に安心してもらい、役にたちたいと考えています。

大学時代に授業を受けると「子どもは小さな大人ではない」という話しをよく聞きました。これは子ども特有の疾患や特徴があるので、大人に当てはめて診断や治療をしてはいけないということだと思います。確かに大人で使う薬を何でも量を少なくして処方するようなことはしません。

これも以前のブログに書いたように、小児科医として勤務すると、自分にとっては意外でしたが小児科の中でも専門性は細分化されていることに気付きました。神経やアレルギーといった疾患だけでなく、小児科の中でも新生児医療というものが存在します。これは同様に「赤ちゃんは小さなこどもではない」ということだと勝手に思っています。新生児特有の病態はありますし、かかりやすい疾患もあるのです。

新生児集中治療室(NICU)での経験や今でも赤ちゃんの医療に関わっており、小児科の中でも赤ちゃんから成長するまで見させてもらい、幅広い方々に頼られる場でありたいという思いから名付けました。専門である神経(てんかん・発達など)やアレルギー疾患(花粉症や喘息など)は成人の方も現在フォローさせて頂いてます。小児科でなくなれば終わりということではありませんので、ご安心ください。

ちなみに「ベビーキッズ」や「赤ちゃん子ども」にしなかったのは、自分の雰囲気がベビーではなく、赤ちゃんと言っていそうだからです。昔からデザインやオシャレは苦手でした。実際に会ってみると、確かに赤ちゃんの方が合ってそうと思って頂けるはずです。

では今後ともよろしくお願いします。

まつい赤ちゃんキッズクリニック 準備中