小児神経科について
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子どもは成長・発達し無限の可能性を秘めていますが、一方でまだまだ未熟な部分も多いです。子どもは、けいれん(ひきつけ)することが多いと聞かれたことがあっても、いざその場に遭遇するとご家族はびっくりされるかと思います。けいれん以外にも、頭痛・首のすわりや歩くのが遅い・手足の力が入らない・眼の動きがおかしい・食べ物にむせる・落ち着きがない・勉強についていけないなどの、子ども特有の症状を認めることがあります。これらの症状は、小児科の中でも主に小児神経という分野に含まれます。
当院では、小児神経専門医、てんかん専門医の院長が診療を行います。何かご不安なことがあれば、まずはお話しだけでも結構ですのでお気軽にご相談ください。
小児神経科で診療を行う
主な疾患
- ①けいれんする疾患熱性けいれん、てんかん、泣き入りひきつけ、脳炎脳症など
- ②頭痛片頭痛、てんかん、副鼻腔炎、心身症など
- ③眠りに関する疾患夜驚症、むずむず脚症候群、不眠症、寝かしつけに苦労する、ナルコレプシーなど
- ④力が入りにくくなる疾患筋ジストロフィー、重症筋無力症、ギランバレー症候群など
- ⑤脳性麻痺関連の疾患
- ⑥発達に関する疾患自閉スペクトラム症、注意欠如多動症、限局性学習症、チック、吃音など
- ⑦その他二分脊椎、神経線維腫症Ⅰ型、その他希少疾患
乳幼児健診などで頭の大きさや形の異常、発達の遅れを指摘された場合も小児神経科をご受診ください。指摘されていなくても気になる症状がある、不安があるといった場合は、お気軽にご相談ください。必要あれば高次医療機関にもご紹介いたします。